JAIST変人ラジオ シーズン2

越前屋俵太氏をナビゲーターにお迎えし、正式名称がなんだか妙に長い
「北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)」で研究する
“変人”(※時代を変えていく人)
たちの、研究や素の人柄などに触れる、
たいへん真面目でライトでアカデミックなラジオ番組のシーズン2です。
(シーズン1は こちら )
下記プラットフォームからお聴きいただけます。
ダイジェスト版(Youtube)
※2024年11月~2025年1月収録
※所属・役職・内容は収録当時のものです。
#2-01 飯田 弘之(いいだ・ひろゆき) 理事・副学長
プロ棋士七段!Mr.「心の重力」
名人に勝つものを作ることができれば、人間に対する理解が深まるのではないか―。3歳から将棋をはじめ、プロ棋士になった後にAI研究者の道へ。将棋とAIの世界を通じて見出したのは「心の重力」でした。
何手も先を読む「プロ」から、次々と繰り出される意表を突いた(?)トークの戦法に翻弄されます。
#2-02 西本 一志(にしもと・かずし) 教授/創造社会デザイン研究領域
まじめにふまじめ、だからおもしろい!
創造性を“支援”ではなく“妨害”で引き出す異端の研究者である、西本先生は、知の限界を「遊び心」で突破し、常識を覆すインターフェースを次々に発明しています。天文学少年からLANの開拓者、そして創造支援の探究者へ-その足跡は、技術と人間の可能性を結ぶ架け橋となっています。
#2-03 髙木 翼(たかぎ・つばさ) 准教授/コンピューティング科学研究領域
“正解”より、自分のスタイルでいこう
「プログラミングって、すでにあるものだけど、それをどう数学的に形式化するかは人ぞれぞれ。『自分はこうやって考えるよ!』って世界中の人に伝えたい」と語る髙木先生。常識やルール、“順番”という名の制約さえも軽やかに飛び越え、自分だけの問いを、自分だけのやり方で追いかける。静かに語られる言葉の奥に宿る、真っ直ぐな思いと情熱。あなたの心にもきっと響くはず!
#03-1:自分は研究者になる運命にあるとふと気づいた(一種の中二病(笑))
#03-2:100年後も引用される論文を生涯に1本書けたら、死んでもいい
#2-04 ホ・アン・ヴァン教授/ナノマテリアル・デバイス研究領域
やわらかロボットで未来をつくる
硬いだけがロボットじゃない?そんな常識をくつがえす、“やわらかいロボット”研究に挑む、ホ先生。母国ベトナムから日本へ留学し、独自のアプローチで研究を進め、「モチベーションがあればだれでも歓迎」という先生のもとには、さまざまな分野の学生が集まります。その背景には、どんな思いがあるのか。ホ研究室の魅力に迫ります。
#2-05 白肌 邦生(しらはだ・くにお) 教授/トランスフォーマティブ知識経営研究領域
学びを育む知性と感性
社会の様々な課題を解決するために生まれたサービスを研究し、それを明文化する等の研究を行っているサービス経営学者の白肌先生。社会課題解決の現場とAI時代の知識経営を語るとともに、研究者としての使命感、行政や企業との協働、そして“知性”の未来を探る、知的刺激に満ちたインタビュー!
#2-06 ベウラン・ラズバン准教授/次世代デジタル社会基盤研究領域
サイバーセキュリティと日本への憧れ
スマートフォンやパソコンの普及により子供から高齢の方まで多くの人がネットワークを利用し、暮らしがどんどん便利になる情報社会。そんな社会だからこそ、サイバーセキュリティの重要性を伝えるのが、ルーマニア出身のベウラン先生です。日本に興味をもったきっかけやご自身の人生の歩みなど、ユーモアいっぱいのトークの数々をお楽しみください。
#2-07 郷右近 英臣(ごうこん・ひでおみ) 准教授/創造社会デザイン研究領域
目の前の「今」を生き抜いて繋げる未来
災害対応や復旧防災に関する研究を行う中で、最新の技術や方法論と現場との擦り合わせに苦心した研究の舞台裏が語られます。進路を決めるきっかけとなったちょっと不思議な出来事や、負けず嫌いな少年時代の意外なエピソード、プライベートの小話まで、聞きどころたっぷりのインタビューです!
#2-08 吉岡 秀和(よしおか・ひでかず) 准教授/トランスフォーマティブ知識経営研究領域
誰とも違う、どの分野でもない、そんな人になりたい
河川の水を中心とした生命のダイナミクスがどう動いているかを、数理科学の理論を用いて、フィールドワークを行いながら研究する吉岡先生。金融工学、保険数理などの理論も用い、異分野融合を実践して独自の道を切り拓いています。
「短期ビジョンは持ちつつ、あえてゴールを定めない」という、落ち着いた語り口から紡がれる数々の力強い名言は必聴です!
#2-09 岡田 将吾(おかだ・しょうご) 教授/人間情報学研究領域
感情のコミュニケーション、研究というオリジナルスタイル
学生時代には△△や○○に打ち込み、オリジナルのスタイルを「極める」ことの面白さに没頭していた岡田先生は、その経験を経て、音声や動作を認識するAIの研究者として活躍しています。現在は就活生のコミュニケーションスキルを高める面接アプリを研究開発中で、将来的には身近な家族のように人と共感できるAIを作りたいとの夢を語っていただきました。